京弓、柴田勘十郎の作業工程
小刀やカンナ、サンダー等を用いて分の厚みを整えます。
合成接着剤を塗り、外竹、内竹、中打ちを麻縄で巻いていきます。
巻いた麻縄の間に竹の楔を打ち込みます。この作業が「弓打ち」と呼ばれる由縁となっています。
合成接着剤ではなく、鹿の皮を煮込んで作った伝統的な「にべ」を用いた弓打ちは合成接着剤の弓と異なる点があります。にべは合成接着剤とは乾くスピードが異なる為、蒸気で蒸しながら弓打ちを行います。
接着剤が十分に乾いたら楔を外し、張り台で実際に弦をかけます。